これまで日本の人材育成は企業が担ってきました。プロとして最善を尽くすことが求められるビジネス社会。だからこそ、経営者は社員に高い要望ができる。若者は鍛えられ、強くなる。人は、家庭や学校より、企業で磨かれるものでした。
しかし、今、企業も人材育成の機能を失おうとしています。ワーク・ライフ・バランスの掛け声のもと、労働時間の削減ばかりに世の中は注目。ハラスメントの問題など新しい課題も生まれ、これまでの方法が通用しない。頭を悩ませている経営者の姿をたくさん見ています。このままではいけない。何か経営者の方々の役に立つことはできないか。そう考え、創設したのがこの経営塾です。
経営者となって40年。「いかに経営すべきか」を「CSA経営」としてまとめました。この経営の考え方についての勉強会。個別相談。経営者コミュニティでの情報交換やディスカッションなど。様々な方法での支援を予定しています。私のこれまでの経験のすべてをつぎ込み、サポートさせていただきます。
CSA経営の実践は「どこでも活躍できる人材」を社内で増やします。どこでも通用する優秀な人材で会社を満たせば、さまざまな経営課題は自然と解決される。会社はよりよくなっていきます。
当協会の経営塾は共創型です。私から一方的に何かを伝える形式ではありません。CSA経営の実践の中で出てくる疑問や異論。様々な意見を出し合い、議論を尽くしたい。経営者のみなさまと共に学んでいきたいと考えています。
この経営塾がみなさまの会社をよりよくする一助になればこれほど嬉しいことはありません。ご参加を心よりお待ちしております。
CSA経営協会理事長 越智 通勝